活動時間が制限されている今こそ
ギアのメンテナンスをしましょう。
こんばんは★
ラフィノのオッキーナ沖本です( ̄∇ ̄)/
先ほど、グリップメーカーの
キモニーさんがいらっしゃったので
なんとなく話してたところから
話題を持ってきました。
ツイッターアカウントをお持ちの方、
とりあえずこちらをフォローされると
有益な情報が来たり来なかったりします。
ストリンギング、ガット張りは「料理」に例えると分かりやすいかなって思います。ストリンガー=シェフマシーン、工具=キッチン、器具テンション、張り方=レシピ— スタッフN@キモニー (@kimonystaffN) August 23, 2021
さて、今日はグリップのお話。
オーバーグリップじゃない
元巻きのグリップの方。
ソフトテニスだと「元グリ」の
呼び名の方が聴き馴染みが
あると思いますが、一般的には
『取替え・置換え』などの意味がある
"リプレースメント"グリップと
呼ばれています。
ほとんどの方がこの元グリに
オーバーグリップを巻いて
使用されていると思いますので、
オーバーグリップが減ってきたら
剥がしてまた新しいオーバーグリップを
巻き替えるのが通常の作業。
しかし、使用していくうちに
元グリップも劣化しています。
オーバーグリップで上から押さえつけられ
さらに人が力を入れて握るので
だんだん潰れてグリップが細く
感じられていくようになります。
練習頻度の多い方はこれに気づかず
そのまま使い続けているパターンが
非常に多いのですが、
元グリの裏の白い部分。
ここがクッションの役割もあり
手に伝わる情報を少し和らげたり
してくれる機能もあるわけです。
もちろん、グリップの面部分も
似たような効果がある、というか
そのための厚みでもあります。
※一般的に1.6〜1.8mmあたりが多いです。
これが潰れていくと
クッション性が弱くなったり
打球感がダイレクトに伝わるので
硬さを感じて負担が大きくなったり
いろんな弊害が出てきたりします。
さらに、手汗などはオーバーグリップで
止まっていると思われている事が多いですが
しっかりと元グリまで染み渡ってます。
オーバーグリップが上にあるので
湿気を含んでも蒸発させにくい。
そこで菌が繁殖してグリップが劣化する。
今年の夏に引退した3年生の方。
久しぶりにラケットケースから
ラケットを取り出した時が悲惨です。
そして、部活動が停止になっている
現役の学生の方、今すぐラケットをチェック!
最近は雨が続いてジメジメしているので
菌が繁殖するには最適な状態になってます。
ギアのメンテナンス、お忘れなく!
オッキーナでした( ̄∇ ̄)ノシ